映画スタジオA24 製作の『X エックス』、『Pearl パール』に続く最新作『MaXXXine マキシーン』の、完全オリジナル《⽇本版ポスター》と本予告が解禁された。
解禁された《⽇本版ポスター》は、グラフィックデザイナーの⼤島依提亜による完全オリジナル。毎度タイ・ウェスト監督から「⽇本版ポスターが完成したら送って」と依頼があるほど、⼤好評の⽇本版ポスターだが、本作の全⽶公開時のポスターは、スターのようにフラッシュを浴びるマキシーンの写真を使⽤したビジュアル。

今回の⽇本版は、『X エックス』、『Pearl パール』の劇中で、パールがずっとコンプレックスにしていた「ブロンド」と、80年代に流⾏したソバージュのヘアスタイルになったマキシーンが、グリーン⾊のスタジャンを着⽤し、拳銃⽚⼿に印象的なアイメイクをしたビジュアル。

マキシーンを演じた主演のミア・ゴスは、「マキシーンを演じていた時、進化という⾔葉がしっくりきて、彼⼥をスーパーヒーローみたいに考えるようになったの。彼⼥は⾃分を邪魔する奴らの圧⼒に屈しない。灰から蘇るフェニックスのように⼈⽣の試練と苦難を乗り越えていく。当時のポルノスターというよりもスーパーヒーローとして演じた。ものすごく⾯⽩い体験になった」と話している。キャッチコピーの「スターになるの」は、『Pearl パール』の⽇本版ポスターと同じコピーで、まさにマキシーンが、パールと同じ夢(呪い︖怨念︖)を背負ってスターへの道を突き進んでいることも思わせるものに。
あわせて解禁された本予告は、80年代のレンタルビデオ店で働く友⼈に、ホラー出⾝の俳優を⾔ってみてと投げかけ、「ジェイミー・リー・カーティス、ジョン・トラボルタ、デミ・ムーア、ブルック・シールズ・・・」と、ホラー映画からハリウッドスターへと昇りつめた有名俳優の名前の後に、「マキシーン・FXXXing・ミンクス」と告げ、ホラー映画の主演をゲットし、ようやく映画俳優としてのスタート地点に⽴てた喜びを共有するシーンなど印象的なシーンをきっかけに、80年代の南カリフォルニアを震撼させた実在した殺⼈⻤「ナイト・ストーカー」の報道や、マキシーンの過去を知る謎の私⽴探偵、マキシーンの周囲でばかり事件が起こることを訝しむFBIなど、マキシーンの夢を阻むものたちが登場する。⼝の周りが⾎糊でべったりと塗られたリリー・コリンズの新しいカットが加えられ、さらに、アルフレッド・ヒッチコックの傑作ホラー『サイコ』で有名な「ベイツ・モーテル」の看板も︕本作の撮影は、実際に、アルフレッド・ヒッチコック財団が、脚本を読み快諾、許可を得て、実現している。
■『MaXXXine マキシーン』予告編
6⽉6⽇(⾦)TOHO シネマズ⽇⽐⾕ほか全国ロードショー